所属弁護士

髙瀬孝司

当職が心がけているのは、ご依頼者と向かい合うのではなく、同じ側に立って価値観を共有すること。そのためにも、先回りして意見を言ったりせず、ご依頼者のお話を最後まで伺うようにしています。なぜなら、「とにかく自分の言い分を聞いてほしい」というご依頼者が、少なからずいらっしゃるからです。

また、強調される部分があるとすれば、おそらくそこが「解決したいツボ」なのでしょう。弁護士が法的な要点を解説したところで、気持ちにズレが生じたままでは、真の解決に至りません。こうしたボタンの掛け違いを防ぐためにも、 ぜひ一度、当事務所までお越し願えないでしょうか。

そもそも法律家の道を選んだのは、「困っている人の意見がダイレクトに伝わらない」という現実を、数多く目の当たりにしてきたからです。
実家が運送業を営んでいたため、話を聞こうとしない保険会社と運転手の間で、たびたび口論が起きていました。したがいまして、弁護士になった現在でも、交通事故問題には力を入れています。

また、高齢者社会を反映し、財産管理や老後のご相談が寄せられるにつれ、ここでも同じジレンマが起きているように感じます。認知症を発症された方は、ご自分の気持ちがうまく表せないのです。事情を良く知る身内の方からお話を伺い、可能な限り意に添う対応が求められるでしょう。法律は、望んだ結果を実現するためのツールといえますが、「人を幸せにする」という目的も忘れてはなりません。法律手続きに乗せた方が早いのか、あえて歩み寄りによる解決を重視するのか、そのお話し合いをしてみませんか。皆さまからのご連絡を、お待ち申し上げております。

佐治史規

当職が、弁護士を目指すようになったきっかけは、大学に入学して法律を学ぶことの楽しさを知った時に、好きな学問を通じて人を助けることができたらと感じた事になります。二度の浪人の後に、夜間の大学に進学し、夕方5時までアルバイトをして、その後に大学の授業を受けておりましたが、そのような生活の中で学友の勧めもあり、司法試験受験を決意しました。

弁護士の経歴としては異色と思われるかもしれませんが、 弁護士の仕事に就いている大多数とは異なる人生を歩んできた経験を生かして、依頼者に寄り添ったサービスを提供できる自信があります。現在、最も力を入れており得意とする分野は、インターネット上の誹謗中傷対策ですが、それ以外の民事・家事・刑事のトラブルについても全般的に取り扱い可能です。

特にインターネット掲示板やソーシャル・ネットワーキング・サービスのトラブルに関しては、早急な対応が求められるにも関わらず、コピーサイトと元サイトの区別もついていないような弁護士が処理を失敗し、当職に相談に来た際には時間切れになっていたというような事案が散見されます。初めて弁護士に会う方にとっては、弁護士選びはとても難しいと思いますが、まずはご相談いただき、結論として当職を選んでいただけたら嬉しく思います。

「先生にお願いして良かった」と心から思ってもらえることを目標に、日々精進しております。